納品事例
オフィス

オフィス「京屋」(東京)

地下の空間演出と上階の自然光活用、素材の質感で魅せるインテリアデザイン

Starting Point
プロモーション・内装・ディスプレイ業務を行う1928年創業の老舗企業の株式会社京屋の新社屋移転に伴うインテリアデザインプロジェクト。計画地はJR原宿駅より千駄ヶ谷方面に歩いた、ファッションブランドのオフィスなどが点在するエリアに存在する。地下1階、地上3階建の既存建築一棟を生かした今プロジェクトでは、元々専門学校であったビルをコンバージョンし、オフィススペースとショールーム/レンタルスペースとして機能させている。ビルのエントランスからはショールーム/レンタルスペースのある地下1階、そして来客との打ち合わせスペースである1階へ直接アクセスできるよう、出入口が2箇所に分かれている。ビルは南側に開口部分があるものの、周囲に建築物も多く存在することから、ビルの上階に行くほど自然光が入る。

Solution

地下フロア、メインエリアへの導入部分には御影石が設えられており、また自然光も入らない。ビル全体の中でも独特の空気感を放つこのフロアをフレキシブルに使い切るために、エントランス正面にカーテンレールを設置し、カーテンによって空間を区切れるようにした。また、あらゆる利用シーンに対応しながらも、重苦しい雰囲気にならないよう、キーカラーにはシルバーを採用。受付のカウンタースペースの後ろのカーテンは、ステンレスやメラミン素材との調和を意識し、シルバー色の遮熱カーテン「SHADOW MEDIUM(シャドーミディアム)」を装飾的に使用しました。裏面にアルミが蒸着されたこの生地は、遮熱性を備えながらもメタリックな質感が特徴で、地下空間に洗練された印象をもたらします。2.3Fのオフィスエリアの中央には、ガラスパーテションで区切られた会議室を配置し、フロアの奥まで自然光を届けつつ、機密性を確保できるようになっている。ここで重要だったのは、光の透け具合とカーテンのカラー。壁・床・家具などに合わせてグレートーンで統一。繊細なカラーバリエーションを持つクリエーションバウマンのファブリックから、リネンのような質感と、上品な光沢のある生地Scala(スカラ)がセレクトされた。これにより、機能性とデザイン性を兼ね備えた快適な会議空間を実現しています。

Curtain fabrics by Création Baumann 納品事例(PDF)
  • SHADOW MEDIUM II -285 - 26453
    SHADOW MEDIUM II -285 0552
  • SHADOW MEDIUM II -285 - 26453
    SHADOW MEDIUM II -285 0552
  • SCALA II - 33719
    SCALA II 0922
  • SCALA II - 33719
    SCALA II 0922

商品

  • SCALA II, レースカーテン/ケースメントカーテン
  • SHADOW MEDIUM II -285, ドレープ

References

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