ニュース

Design with Japan – Shared Ground

<協賛イベント>スイス新進デザイナーと岐阜・多治見の職人技の融合。

10月10日~19日まで東京渋谷のCIRCLE で初公開

スイスのデザイナー、ノエラーニ・ルッツは、Tajimi Custom Tilesと提携し、地元のタイルメーカーと“雪”に着想を得た詩的なタイルシリーズとシェルフシステムを開発しました。このモチーフは、スイスと日本、両国の風景に共鳴しています。

アンソニー・ゲは、名高い食器メーカー と協働し、洗練されたテーブルウェアのコレクションを制作しました。日常の所作に根ざしたこれらの作品は、スイスのミニマリズムと日本の職人技を融合させ、フォルムと機能の調和を実現しています。

両デザイナーともDesign with Japanに参加しています。このプログラムは、スイスの新進のデザイナーと日本の製造業者とのつながりを築くことを目的とし、異文化間のコラボレーション環境を育むことで、デザインの可能性を押し広げることを目指しています。

展覧会概要
展覧会名 Shared Ground – Design with Japan by Noelani Rutz & Anthony Guex
会期・開場時間 2025年10月10日(金)~10月19日(日)11:00 – 19:00
会場 CIRCLE (150-0011 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート2F )

主催:在日スイス大使館、スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団
協力:Tajimi Custom Tiles、株式会社深山、method inc. 、スイス連邦外務省 プレゼンス・スイス
協賛:クリエーション バウマン ジャパン株式会社、ソノヴァ・ジャパン株式会社、USM U. シェアラー・ソンズ株式会社

※Tajimi Custom Tilesは隣接のPLACE by method にて、「Tile Works」展を同時開催します。

写真 長谷川健太

主催するスイス大使館ウェブサイトはこちらより

ノエラーニ・ルッツ(Noelani Rutz)

スイス・チューリヒを拠点に活動するプロダクトデザイナー。shigeki fujishiro design(日本)、Jörg Boner productdesign(スイス)で経験を積み、2023 年に自身のスタジオをオープン。細部にわたるシンプルさに鋭い目を向ける実践的なアプローチは、伝統的な工芸品、素材の研究、実用的なソリューションを思慮深く組み合わせることを重視している。 @noelanirutz  https://noelanirutz.com/                              

アンソニー・ゲ(Anthony Guex )

スイス・ローザンヌを拠点に活動するプロダクト/インテリアデザイナー。家具職人、木材産業で7 年以上の経験を経て、HEADGenèveとECAL で学び、現在は自身のスタジオとECAL の副担当官として活動し、New Tendency、 Okro、 Tectona、 Ecal、Fogo Island Workshops など国際的なブランドとのコラボレーションを多く手掛けている。@anthonyguex  https://anthonyguex.ch/

今回、両デザイナーが参加したDesign with Japanというプログラムは、スイスの新進のデザイナーと日本の製造業者とのつながりを築くことを目的とし、異文化間のコラボレーション環境を育むことで、デザインの可能性を押し広げることを目指しています。
Design with Japan (DWJ) 
スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団と、在日スイス大使館が共同で運営する、協働型レジデンスプログラムです。本プログラムは、新進スイスデザイナーの革新的な力と日本の製造業者とのつながりを築くことを目的としています。プログラムの目標は、異文化間の協働環境を育み、デザインの可能性を押し広げることです。この協働は、一連のプロトタイプ開発、プロジェクト展示、そしてメディアでの発信を通じて具体化されます。

“Design with Japan” edition 2024-2025 選考委員:
松澤剛/株式会社E&Y 代表取締役・大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科教授・グッドデザイン賞審査員
ダヴィッド・グレットリ/クリエイティブ・ディレクター、デザイナー
レティシア・デ・アレグリ/デザイナー