カーテンの機能と種類

遮熱レースカーテン

スイスのクリエーションバウマンが誇る最強の遮熱レースカーテン


遮熱レースカーテン・遮熱ロールスクリーン・遮熱バーチカルブラインドは、遮光することなく強い日差しと強い熱を遮断し、紫外線の遮断、プライバシーの保護、グレア(眩しさ)防止を同時に実現します。
生地裏面のアルミ蒸着加工面が太陽光を反射させて、熱の入射を遮断すると同時に、紫外線の窓からの侵入を遮断します。アスファルトが蓄熱して熱くなるように、部屋に熱が籠もると冷房が効きづらくなり、夜も寝苦しくなります。遮熱カーテンなどで遮熱効果を高めることは、サスティナブルライフに繋がります。
クリエーションバウマンでは、遮熱効果の高い遮熱レースカーテン・遮熱ロールスクリーン・遮熱バーチカルブラインドのオーダーを承っております。



遮熱カーテンについての特集をお読みください


遮熱カーテンを採用した建築家インタビュー

遮熱レースカーテン01「Blendschutz - Création Baumann - Wärmeschutz - Glareprotection」

遮熱レースカーテンとは –
紫外線と熱の2種類をカットする

遮熱レースカーテンとは、日差しを遮る効果の高いレースカーテンを指します。太陽の熱を遮断し、室内への熱の侵入を防ぎます。通常のレースカーテンよりも、窓から入る熱を防ぎ、一年を通して空間を快適に保つことができます。
レースカーテンを遮熱性の効果の高いものに変えるだけで、エアコンの効率も向上し、快適な空間作りを実現できるとともに電気代の節約にも繋がります。
遮熱レースカーテンには、「紫外線のカット」と「熱のカット」の2種類の特性があります。

紫外線のカット

日焼けが起こる原因は、日差しに含まれる「熱」だと捉えている方がほとんどです。しかし、本来は熱で焼けるのではなく、「光」で焼けています。
たとえば、光があたると色が変化します。これは、光エネルギーによって、色を変化させる特性があるためです。なかでも、紫外線という光の一種は、この色変化を起こしやすい特性があります。紫外線量が多いほど、色が濃くなります。
そのため、カーテンが紫外線を通してしまうと、室内を焼いてしまいます。住宅における家具やカーペットなどを焼かなくするためには、紫外線をカットすることが大きな要素となります。
こうした遮熱カーテンは、建築の現場においても活用されていましたが、レースカーテンのように景観を整えることのできるものは、これまであまり存在していませんでした。

クリエーションバウマンでは遮熱性能をレースカーテンに持たせるため、
自社特有の高度な技術「スパッタリング」を世界で初めてカーテン生地に採用しました。

TEXTILES FOR GLARE & HEAT PROTECTION

ELIANE ERNST(エリアン・アーネスト)
Creation Baumann Product Manager


透過・反射・吸収でつくる、光のマネジメント。

私たちは日常的に多くの時間を室内で過ごしています。室内空間を感じ取るには、まず「光」が必要です。光は建築において極めて重要な要素になります。

自然光は私たちを刺激し、作業効率を高めてくれます。ただし、時間帯や季節によって大きく変化します。時として、室内に光が入りすぎる場合もあります。例えば、太陽の光が浅い角度で差し込むと、まぶしさを感じたり、日射対策(サンシェード)が必要になることもあります。

このとき重要になるのが、光に関する3つの指標です。

(1)透過(Transmission)
(2)反射(Reflexion)
(3)吸収(Absorption)

光は常に100%存在しており、どのように影響を受けるかを知ることが大切です。

「どれくらいの光がガラスや日除けを通って室内に入ってくるのか?」
「どれくらいが反射されるのか?」
「どれくらいが素材によって吸収され、熱に変わるのか?」

明るくて繊細な生地は多くの光を室内に取り込むため、自然光を活用するには理想的です。しかし同時に、光が過剰に入ってきて眩しさを引き起こすこともあります。つまり、室内が明るくなりすぎたり、太陽光が不快に感じられる可能性があるということです。

光を吸収し、熱を放出する遮熱カーテンの特性

その一方で、暗めの生地を使うと、光のバランスが変わってきます暗めの生地では、光の多くが吸収されるため、室内に届く光の量は少なくなります。その結果、生地自体が温まり、熱を室内に放出する可能性があります。

では、「眩しさを抑えながら、明るさも保てる生地」はどう作ればいいのでしょうか?

その答えは、テキスタイルの表面構造にあります。私たちは2層構造の生地(両面加工)を設計しています。2面性のある生地では、裏面に太陽が当たると、可視光やエネルギーの多くが反射されます。

例えば、白い生地のように光を通すのではなく、透過率を抑えることができるのです。結果として、室内はまぶしくならず、光がやわらかく感じられるようになります。つまり、「明るいのに、眩しさは感じられない生地」が実現できるのです。

さらに、「Face」のような白い裏地付きの濃色素材や、アルミメタライズ加工された生地では、光がより多く反射され、吸収率が抑えられます。そのため、テキスタイル自体が熱を持ちにくくなり、室内の快適性も保たれます。

私たちが誇りに思っているのは、美しく、かつ高品質な製品を開発し、空間に最適なテキスタイルソリューションを提供できているということです。生地を通して、人々が心地よく過ごせる室内環境を創り出せることに、私たちは本当に価値を感じています。

遮熱カーテン02「Blendschutz - Création Baumann - Wärmeschutz - Glareprotection」

スパッタリングでメタライズ加工した遮熱レースカーテン

クリエーションバウマンでは、遮熱性能をレースカーテンに持たせるため、自社特有の高度な技術「スパッタリング」を世界で初めてカーテン生地に採用しました。

スパッタリングとは

スパッタリングとは、アルミニウムでメタライズ加工を施した薄い膜を形成する技術手法のことです。

水面に石を投げ入れると水しぶきが飛び上がるように、衝撃によって生まれた飛沫を利用し、カーテンに金属の分子(Ar+)を付着させることで、直接生地の上に金属の超薄膜(ナノサイズの膜)を形成することができます。

密閉された真空空間で行われるため、飛散スピードとエネルギーの高さが保たれ、強い密着性と良質な膜を付与することが可能となります。

この手法を用いることで、風合いや通気性といったカーテンの個性を変えずに、遮熱機能を与えることができます。
遮熱カーテン03「Blendschutz - Création Baumann - Wärmeschutz - Glareprotection」

多彩なラインナップ

遮熱レースカーテンは、クリエーションバウマンにおいて「世界のパイオニア」ともいえる代表的なアイテムです。ノウハウも数多くあり、故に、品種も色も柄もたくさんご用意することを可能としています。

透明度を保ちながら遮熱性能を維持できる特別なレースカーテンとして、弊社独自の高品質な技術を実感いただける逸品となります。

デザイン、質感、色、透け感(透明度)の異なる45種類からお選びいただけます。建築の現場において、人気の高い遮熱レースカーテン4選をご紹介します。

納品事例

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遮熱効果のある商品

  • SCREENTEC R, ロールスクリーン
  • SCRELINO, バーチカルブラインド
  • SCREENTECTUS, バーチカルブラインド
  • RAMIRA, バーチカルブラインド
  • REFLECT N PLUS, バーチカルブラインド
  • SPECTRA V, バーチカルブラインド