納品事例
オフィス

倉庫からオフィスへリノベーション(スイス)

三層構造の遮音カーテンACOUSTIC DIVIDER VARIOで可変性とデザイン性を両立

SPORT II - 19045
SPORT II 0213
SPORT II - 18953
SPORT II 0121
  • Object

    TreuVision, Lenzburg, Switzerland

  • Concept

    Studio Gessaga gessaga.ch

  • Photos

    Pierre Kellenberger

Starting Point
スイス・レンツブルクにある信託会社TreuVision AG のプロジェクトにおいて、インテリアデザイン事務所Studio Gessaga は歴史ある倉庫を現代的なワークスペースへと全面的にリノベーションしています。産業建築の魅力を生かしつつ、機能性と雰囲気を兼ね備えた要素で再解釈し、柔軟に活用できる空間を目指し、デジタル化と業務効率化のビジョンを反映した空間設計です。特にビデオスタジオの設計は、日常的にはラウンジやミーティングルームとしても利用できるようデザインされました。壁などの大掛かりな間仕切りを設けず、音響面での明確なゾーニングと居心地のよさを実現しています。撮影スタジオ、ラウンジ、ミーティングスペースを兼ね備えた多用途オフィス空間が実現しています。

Solution
リニューアルされたオフィスにおいて、Studio Gessaga は最大限の柔軟性を実現するため、3遮音カーテンACOUSTIC DIVIDER VARIO(遮音材ノイズブロッカー付)を採用しました。ビデオスタジオはわずかな操作で音響的に仕切ることができ、ラウンジや会議室へと簡単に変化。居心地のよさと機能性を両立しながら、複雑な施工を必要としないデザインとなっています。この遮音カーテンは、三層構造で最大23デシベルの遮音性能を発揮し、構造的な改造を行うことなく明確なゾーニングを可能にします。外側には高密度の吸音カーテン SPORT(スポルト) を採用し、オークルイエローとコロンバインピンク(やわらかなピンクトーン)の色彩が空間に鮮やかなアクセントを添えます。マットな質感と柔らかな手触りは、遮音性能とデザイン性の両立を可能にしました。さらに、待合しペースには ポリエステル糸で、麻のような風合いを出したUDINE(ウディネ)のカーテンが温かみのある雰囲気を演出し、会議室では60℃の洗濯も可能で清潔に保てる BASIC V UNを採用。オフィス全体のコンセプトは、ゾーニングの機能性と統一感のあるインテリアデザインを融合させたものとなっています。

この優れたコンセプトが評価され、本プロジェクトは 2025年 国際建築アワード「Best Workspaces」(Callwey Verlag主催)において第1位を受賞しました。

«空間の可変性と柔軟性を最大限に引き出し、ドアや壁に縛られない流動的なフロアプランを実現するために、遮音カーテンACOUSTIC DIVIDER VARIO を採用しました。»
— Jérôme Gessaga, Studio Gessaga GmbH

遮音カーテンACOUSTIC DIVIDER VARIOについて 納品事例(PDF)
  • SPORT II - 19045
    SPORT II 0213
    SPORT II - 18953
    SPORT II 0121
  • UDINE - 23608
    UDINE 0408
    BASIC V UN - 18142
    BASIC V UN 0702

商品

  • SPORT II, ドレープ
  • UDINE, ドレープ
  • BASIC V UN, ドレープ

References

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