『CIC TOKYO』プロジェクトにファブリックを採用
「CICプロジェクト」は、部屋がいっぱいあり、1つ1つがスタートアップの部屋で細胞のような増殖の仕方をするイメ ージで作りました。また、みんなが集まるコワーキングスペースもあります。
その部屋と部屋の間を抜けていく通路を「路地」と捉えて、路地空間を魅力的に表現できないか、と。
「路地」で人々が集まる、そこに空のような・雲のようなゆらぎのある天井を使おうと。
この「路地コーナー」に、ファブリックを「雲の揺らめき」のようなイメージで採用しようと考えました。
ファブリックが天井を覆う、と考えたときに、カーテンというよりも「空間を構成する1デザイン要素」であることの意味合いが強くなるんです。
ムラとか多様性みたいなものが、実はファブリックの最大の魅力なのかな、と気づいて。柔らかいものに包まれる安心感みたいなものがファブリックにはあります。非常に魅力的な点です。