小学校の新校舎– (スイス）

Starting Point
スイスの小さな町エンネットバーデン（Ennetbaden）にある、Schulhaus Bachtal（バクトール小学校）の新校舎として、チューリッヒの建築設計事務所「Kummer & Schiess Architekten」が設計しました。機能性とデザイン両立が求められる中、カーテン生地には特に高い要件が課されました。音響環境の最適化への効果的な貢献、プライバシーの確保、そして室内のカラースキームとの調和。この3つを同時に満たすテキスタイルソリューションを実現することが重要でした。

Solution
教育施設に求められる音環境とプライバシーへの配慮を両立するため、学校向けとして最適な吸音カーテン「UMBRIA（ウンブリア）」を採用。必要な吸音・遮音性能を確保しつつ、高い視線遮断性（プライバシー保護機能）も備えており、学習空間に最適なテキスタイルです。さらに、既存のインテリアカラーと調和する配色を選定することで、空間全体のデザイン性と快適性を向上させました。また、日射・眩しさ対策としては、遮光・遮熱カーテン素材「SHADOW MEDIUM（シャドーミディアム）」を使用しました。生地裏面にアルミ蒸着加工が施されたセミトランスパレント仕様のカーテンにより、日中の採光コントロールや眩しさの軽減が可能です。学校など公共施設における快適な学習環境の実現に貢献するソリューションとなっています。