#1 小堀 哲夫
小堀 哲夫さん
部屋と部屋の間を抜けていく通路を「路地」と捉えて、そこに空のような・雲のようなゆらぎのある天井になった。ファブリックを「雲の揺らめき」のようなイメージで採用しました。
小堀哲夫建築設計事務所の小堀哲夫さんは、<『CIC TOKYO』プロジェクト>、〈ROKI Global Innovation Center –ROGIC〉、〈NICCA INNOVATION CENTER〉、〈梅光学院大学 The Learning Station CROSSLIGHT〉〈光風湯圃べにや〉など数多くの公共施設やオフィスを手掛け、数々の賞を受賞されています。また2025年には、新たに建て替えられる帝国劇場の設計を担当する事が発表されています。
小堀哲夫建築事務所(現在は場所を移転されました)を訪問しお話をお伺いしました。
インタビューでは、クリエーションバウマンの生まれたスイスを旅した際のお話もしていただきました。小堀さんの視点でとらえたスイスの自然と建築の関係には、はっとされます。
#2 畝森泰行建築設計事務所
人と建物(建築)の間になるような、そういう柔らかな存在が『ファブリック』だなと思って使っています。公共施設では、紫外線の遮断や遮熱性とか、それでいて透過性があるとか、その多機能カーテンはこの施設にとってすごく大事だった
畝森 泰行さんは事務所を構えて約16年、これまでに都心の住宅から地方の公共施設まで、さまざまなプロジェクトを手掛けていらっしゃいます。
畝森さんが設計し、クリエーションバウマンの遮熱カーテン、遮光カーテンもご採用いただいた、東日本大震災の復興事業として福島に生まれた複合施設『須賀川市民交流センター tette』へお誘いいただき、お話をお伺いしました。
#3 マウントフジアーキテクツスタジオ
原田 真宏さん・原田 麻魚さん
”カーテンは、儚い存在の人間と永遠にある建築の間にいてくれる。カーテンがそこにあると、光と影がそこの面に現れてくれるから、見えない自然の要素みたいなものを可視化してくれるような役割があるのはすごく大きいと思う”
建築家の原田 真宏さん、原田 麻魚さんは、設計事務所マウントフジアーキテクツスタジオを率いて約20年。公共施設からホテル、住宅まで、ダイナミックでありながら環境と対話した心地よい空間のプロジェクトを多数手がけていらっしゃいます。
今回は、約10年前にお二人が設計され、クリエーションバウマンのファブリックもご採用いただいた『Shore House / 海辺の家』でお話をお伺いしました。
自然や物、建築、人の対話関係が心地よく、無理なく自然体でいられる空間でした。


