音には、調和音・衝撃音・騒音・雑音・音楽など、さまざまなものがあります。また、話し声も音のひとつです。これらの音はいずれもわずかな気圧変動を起こすことで、周囲に伝わります。音・騒音・音声・音楽などのレベルを音圧で表すのはそのためです。音が大きいほどこの気圧変動が大きくなり、それに伴って音圧が高くなります。また、音は空間の三方向すべてに伝わります。音は空気の波となり、全方向にほぼ均一に放射します。
音の感じ方は主観的な側面が強いため、好ましくない音は「騒音」と呼ばれることもあります。コンサートでの音楽や話し声、室外からの電車や車といった交通騒音など、好ましい音と好ましくない音の相違が論じられるのはこのためです。防音・遮音とは、好ましくない騒音などを室内に入れない・出さないことを意味します。
防音/遮音カーテン
「Acoustic Divider Vario」
音圧を測るにはデシベル(dB)という単位を用います。クリエーションバウマンが開発した防音/遮音カーテン「Acoustic Divider Vario(アコースティック・ディバイダー・バリオ)」は、独自に開発したノイズブロッカーで3層にすることで、最大23dBの音圧を防音/遮音する効果があります。ノイズブロッカーの両面を吸音効果の高いファブリックと一体化させることで、室内の残響時間を短くすることができます。即ち、室内への音の侵入 あるいは 室外からの音の侵出を防ぎ、室内の音の静寂さを実現します。
これまで騒音に気を遣いながら空間を設計するには、大掛かりで費用のかさむ防音対策工事が行われてきました。クリエーションバウマンが生み出した防音/遮音カーテン「Acoustic Divider Vario」は、大掛かりな工事をすることなく、室内の音環境を効果的・柔軟、かつ 魅力的に整えることができます。
また、分厚い壁やパーティションで空間を間仕切ると音を遮断することはできますが、その反面 残響時間が長くなり、結果として室内の音環境を劣化させ、レイアウトを固定させてしまいます。
「Acoustic Divider Vario」を用いることで、音環境の品質を高めることができ、かつ 曲線を含めた自由な空間のレイアウトを可能にするので防音/遮音効果には最適です。
«わずか3層構造のカーテンで、ACOUSTIC DIVIDER VARIOは最大23デシベルの遮音効果を実現します。»
完成品で納品~施工まで。
最適な遮音効果を発揮するためには、特定の施工が必要です。クリエーションバウマンでは、オーダーサイズに合わせて製作したカーテンを、完成品としてお届けし、施工まで承ります。ただ商品をお届けするのではなく、当社営業担当がお客様とともに、理想の空間をカタチにしていきます。
色数は150色を超え、多様な織り感と仕上げのテキスタイルが、無限のデザインオプションを可能にします。いずれも、素材・機能性・デザインの点で最高の品質を備えています。
「Acoustic Divider Vario」は、音響のプライバシーを守る画期的なカーテンパーティションです。開閉することで、よりフレキシブルに音の反響を調整し、静寂な空間をカスタマイズ可能にします。

Acoustic Divider Vario with Noise Silencer
遮音カーテンは、2タイプあります。
吸音カーテン2枚の間に、モルトン素材の遮音材ノイズ サイレンサーを2層レイヤーを重ねて使用することで、最大16dB(試験値)まで音を低減することができます。
Acoustic Divider Vario with Noise Blockerr
2025年11月発売の最新の遮音カーテンは、独自に開発した遮音材『Noise Blocker(ノイズ ブロッカー)』を用いた遮音カーテンシステムです。世界では既に多くのプロジェクトで採用されています。
吸音カーテン2枚の間に、遮音生地ノイズ サイレンサーを1層 を重ねて使用することで、最大23dB(試験値)まで音を低減することができます。